『解放社会学研究』バックナンバーのお知らせ

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担当者: 中根光敏
nakane@shudo-u.ac.jp

※ 16号は残部僅少/6号~8号も残部僅少

巻数 37

論文

  • 里村和歌子「沖縄と「本土」のポジショナリティ——差別に反対するある女性活動家の生活史から」
  • 林正浩「ゲイ雑誌にみる同性愛男性の身体技法の変化」
  • 東村岳史「バイオコロニアリズムの実践としてのアイヌ遺骨研究「文化財」言説、DNA解析と「縄文人」表象、および社会的影響」

[書評×リプライ]

  • 佐藤裕『ルールの科学』
    山田富秋×佐藤裕
  • 菊池夏野・堀江有里・飯野由里子編『クィア・スタディーズをひらく3 健康/病、障害、身体』
    大森駿之介
  • 黒坂愛衣・福岡安則『ハンセン病家族訴訟―裁きへの社会学的関与』
    金明秀×福岡安則
発行年 2024
頒価 2,000円
巻数 36

論文

  • 山田富秋「ハンセン病のスティグマに抗する「宮古方式」の意義——知念正勝氏の生活史から読み解く」
  • 大森駿之介「「性的マイノリティが「地方」を生きるということ」を捉えなおす——地域社会で生活するレズビアン・カップルの語りから」
  • 今井貴代子「移民第二世代の大学への移行における困難と複数のネットワーク——    「特別枠校」卒業生へのインタビュー調査から」

特集

▼「トランスジェンダー問題」とは何か
  • 土肥いつき「トランスジェンダーによる「実践」しない実践——マコトさんの語りから
  • 藤高和輝「誰が本当に身体を無視しているのか?——トランス排除と〈紙〉としての身体」
  • 堀あきこ「近年のインターネットを中心とした「トランス女性排除」の動向と問題点」

調査ノート

  • 白峰彰子「村落社会におけるカースト制と「構造的差別」——インド・ラージャスターン州におけるダリト(旧不可触民)に着目して」

[書評]

  • 文貞實『ライフ・トークの社会空間―1990 ~ 2000年代の女性野宿者・在日朝鮮人・不安定労働者』
    [書評]仁井田典子
発行年 2023
頒価 2,000円
巻数 35

論文

  • 稲垣克彦「DNA解析と「アイヌ民族否定論」——歴史修正主義者による先住民族史への干渉」

[Kaffeeklatsch]

  • 福岡安則「観察し調査し記録するという原点に立ち戻る」
  • 河口和也「「新しい生の様式」の想像における「予期されぬもろもろの力線」——家族からの疎外/家族への疎外」

[書評×リプライ]

  • 眞野豊『多様な性の視点でつくる学校教育──セクシュアリティによる差別をなくすための学びへ』
    森山至貴×眞野豊
  • 森山至貴『10代から知っておきたい あなたを閉じ込める「ずるい言葉」』
    眞野豊×森山至貴
  • 立岩真也『介助の仕事——街で暮らす/を支える』   
    二羽泰子+桐原尚之×立岩真也
  • 山田富秋『生きられた経験の社会学——当事者性・スティグマ・歴史』   
    三浦耕吉郎×山田富秋
発行年 2022
頒価 2,000円

巻数 34

論文

  • 鄭康烈「曖昧化する境界―一九七〇年代以降における日本企業への在日コリアンの「包摂」」
  • 崔誠文「韓国の住居権運動における都市コモンズの台頭―京義線共有地の占拠運動を事例に」
  • 小西優実「「性別変更の限界」を再考する―対話的オートエスノグラフィによる検討」

調査ノート

  • 仁井田典子 + 小杉亮子「人を生きづらくする社会管理に声をあげ続けて—— 一九六〇年代後半全国学園闘争からユニオン活動へ 」

[Kaffeeklatsch]〈解放社会学〉のプラットフォーム

  • 藤野豊「「ハンセン病問題研究のあらたな地平」への批判」
  • 中村文哉「沖縄のハンセン病問題への研究視角とその方法論をめぐって——福岡安則氏へのコメント」

特集

▼ポスト社会モデルの社会学——『障害社会学という視座』が拓く可能性
  • 【特集にあたって】森山至貴
  • 榊原賢二郎「障害社会学における解放と反省」
  • 石島健太郎「障害学は障害の治療をいかに扱いうるか——治療の得失分析を精緻化する」
  • 吉村さやか「「女性に髪がないこと」とパッシングの障害社会学 ——髪のない女性たちの「生きづらさ」への対処戦略の検討から 」

日本解放社会学会理事会

  • 日本学術会議会員推薦者の任命拒否に対する声明
発行年 2020
頒価 2,000円

巻数 33
  • 大坪真利子「「個人の選択」としてのカミングアウトという困難」

  • 眞野 豊「多様な性(生)の選択をめぐる不可能性――Aさんは、なぜ「性別再変更」をしたのか」

特集

▼沖縄におけるハンセン病問題
  • 【まえがき】山田富秋
  • 山田富秋「沖縄におけるインテグレーション政策の試み――犀川一夫医師に着目して」
  • 中村文哉「愛楽園開園以前の沖縄ハンセン病者たちの現実と青木恵哉」
  • 桑原洋一郎「沖縄におけるハンセン病療養所退所者の諸実践」

[Kaffeeklatsch]

  • 福岡安則「国頭愛楽園が“患者立”というのは“作られた伝説”なのではないか」

[書評]

  • 郭栄鎭『在日朝鮮人アイデンティティの変容と揺らぎ――「民族」の想像/創造』
    • [書評]郭基煥/[リプライ]郭栄鎭
  • SWASH編『セックスワーク・スタディーズ――当事者視点で考える性と労働』
    • [書評]小澤かおる
発行年 2020
頒価 2,000円
巻数 32

特集

▼社会的排除と労働市場の再編
  • 中根光敏「寄せ場的労働市場の拡散/興起」
  • 田中慶子「消費される女性労働――日雇い派遣イベントコンパニオンを事例として」
  • 吉田舞「公共空間とストリート・ベンダーのポリティクス――マニラの国立公園の事例から」

[Kaffeeklatsch]

  • 福岡安則「フィールドノート ハンセン病家族集団訴訟第十一回期日」

[書評×リプライ]

  • 金 明秀『レイシャルハラスメントQ&A 職場、学校での人種・民族的嫌がらせを防止する』解放出版社、2018年
    • 森山至貴×金明秀
  • 福岡安則『「こんなことで終わっちゃあ、死んでも死にきれん」――孤絶された生/ハンセン病家族鳥取訴訟』世織書房、2018年
    • 小杉亮子×福岡安則
  • 書評 三浦耕吉郎『エッジを歩く――手紙による差別論』晃洋書房、2017年
    • 福岡安則×三浦耕吉郎
発行年 2019
頒価 2,000円
巻数 31

論文

▼論文
  • 西 徳宏「旧同和教育研究推進学校の今日的困難に関する事例研究――ある公立小学校の取り組みに着目して」
  • 中川理季「「よそ者(指定管理者)」による〈隣保事業的実践〉と同和地区――京都市S地区における部落問題の複数のリアリティ」
  • 原田琢也「日本のインクルーシブ教育の課題と大空小学校の挑戦――子どもを「くくり」で見ない思想とそれを支える協働的なシステム」
  • 宮田りりぃ「「二重生活」はいかに意味づけられるのか――ある女装者のナラティブを事例に」

[書評×リプライ]

  • ましこひでのり『コロニアルな列島ニッポン――オキナワ/オホーツク/オガサワラがてらしだす植民地主義』
    • 桃原一彦×ましこひでのり
  • G.W.オルポート『質的研究法』(福岡安則訳・解説)
    • 山田富秋×福岡安則
  • 森山至貴『LGBTを読みとく――クィア・スタディーズ入門』
    • 河口和也×森山至貴
  • 前川直哉『<男性同性愛者>の社会史――アイデンティティの変容/クローゼットへの解放』
    • 風間 孝×前川直哉
発行年 2017
頒価 2,000円
巻数 30

論文

▼論文
  • 眞野 豊「人権同和教育と性の多様性の交叉――人権同和教育担当教員への聞取り調査をもとにした考察」
  • 服部あさこ「相互学習の場としての識字学級の可能性」

[Kaffeeklatsch]

  • 福岡安則「日本の家族集団訴訟、韓国の定着村のこれから――ハンセン病問題の現局面」
  • 山田富秋「理論が現実を変える――志村哲郎さんを追悼する」

[小特集]差別の現在――障害者差別とセクシュアルマイノリティ差別を通して

  • 鐘ヶ江晴彦「小特集にあたって」
  • 後藤※彦(※は、つちかんむりにくち)「夢見る女子の障害学」
  • 森山至貴「セクシュアルマイノリティとネオリベラリズム」

[書評]

  • 立岩真也『精神病院体制の終わり――認知症の時代に』
    • 書評×リプライ:桐原尚之×立岩真也
  • 佐藤 裕『ルールリテラシー』
    • 書評×リプライ:辻 康夫×佐藤 裕
  • 堀江有里『レズビアン・アイデンティティーズ』
    • 書評:小沢かおる
  • 長泥記録誌編集委員会編『もどれない故郷 ながどろ 飯館村帰還困難区域の記憶』
    • 書評:三浦耕吉郎
発行年 2016
頒価 2,000円
巻数 29

論文/調査ノート

▼論文
  • 二羽素子「「差異のジレンマ」を乗り越える学校教育の実践」
  • 小澤かおる「性的少数者のライブラリ、アーカイブズに必要とされること――情報保障の視点から」

▼調査ノート

  • 眞野豊「性の多様性を前提とした公的カリキュラムの提案――学習指導要領全面改定へ向けた試案」

[Kaffeeklatsch]

  • 野村浩也「防衛機制的人種主義とアンクル・トム――新城郁夫批判」
  • 亘 明志「福留遺稿集に寄せて」

[小特集]「県外移設」と植民地主義

  • 野村浩也「小特集にあたって」
  • 桃源一彦「沖縄の「不和」を横領する支配の構図――「県外移設論」批判をめぐって
  • 池田緑「「沖縄問題」における免責化言説とポジショナリティの錯乱」

[書評]

  • 黒坂愛衣著『ハンセン病家族たちの物語』(世織書房、2015年)
    • 書評:金明秀
発行年 2015
頒価 2,000円
巻数 28

論文

▼論文
  • 青木千帆子「「学校でウンコをしたくなるたびに考えること」――合理的配慮を求める争いというつまずき」
  • 桐原尚之「解放という視座を有する社会運動が社会に与える影響――「精神病」者解放・赤堀逃走の分析を通じて」
  • 竹岡陽一「イギリスのマスメディアにおける東欧人差別言説――犯罪予備軍および犯罪人として表象される東欧人移民」
    • ましこ・ひでのり + 金明秀「竹岡論文へのコメント」

[Kaffeeklatsch]

  • 高橋哲哉「奇妙な「連帯」──問われずにいるものは何か」

[小特集]不安定就労の拡大と下層の再編

  • 北川由紀彦「特集によせて」
  • 山根清宏「排除装置としての職人カテゴリー──住宅資本・パワービルダーに従事する個人請負・大工職人の事例から」
  • 仁井田典子「脆弱で、不安定で、曖昧な連帯の可能性──ある女性コミュニティ・ユニオンを事例として」

[書評×リプライ]

  • 金澤貴之著『手話の社会学──教育現場への手話導入における当事者性をめぐって』(生活書院、2014年)
    • 書評:佐藤貴宣
    • リプライ:金澤貴之

HISTRYCAL OVERVIEW OF THE STUDY OF DISCRIMINATED MINORITIES IN JAPAN

  • FUKUOKA Yasunori(福岡安則),HISTRYCAL OVERVIEW OF THE STUDY OF DISCRIMINATED MINORITIES IN JAPAN
発行年 2014
頒価 2,000円
巻数 27

論文

▼論文
  • 戴エイカ「継続する植民地主義――植民統治政策と戦後の外国人政策を貫く差別思考」
  • 竹岡陽一「極右組織British National Partyの人種差別言説の変化――生物学的人種差別主義の放棄と文化的人種差別主義に対する信奉」
  • 狩谷あゆみ「女性と犯罪をめぐる言説――「騎士道精神」から「女性の社会進出」へ」
.

[書評×リプライ]

  • 森山至貴著『「ゲイコミュニティ」の社会学』(勁草書房、二〇一二年)
    • 書評:前川直哉
    • リプライ:森山至貴
  • 山田富秋著『フィールドワークのアポリアーーエスノメソドロジーとライフストーリー』
    • 書評:狩谷あゆみ
    • リプライ:山田富秋「臨床的で関係的な知としてのエスノグラフィーー書評に答えて」

[書評]

  • 知念ウシ・與儀秀武・後田多敦・桃原一彦著『闘争する境界 復帰後世代の沖縄からの報告』(未来社、二〇一二年)
    • 書評:ましこ・ひでのり
発行年 2014
頒価 2,000円
巻数 26

2011年度日本解放社会学会「優秀報告賞」受賞論文下へ>

  • 黒坂愛衣「黙して語らぬひとが語り始めるとき」
  • コメント:山田富秋

[特集] 労働力の再編と排除

  • 狩谷あゆみ「特集によせて」
  • 打越正行「建築業から風俗営業へ――沖縄のある若者の生活史と〈地元〉つながり」
  • 山口恵子「温泉観光地における旅館・ホテルの労働力再編ーーグローバル化とサバイバル・サーキットの形成過程」
  • 文貞實「個人化に抗する労働運動ーーコミュニティ・ユニオンの事例から」

[書評×リプライ]

  • 前川直哉著『男の絆ーー明治の学生からボーイズ・ラブまで』
    • 書評:北川由紀彦
    • リプライ:前川直哉
  • 山田富秋著『フィールドワークのアポリアーーエスノメソドロジーとライフストーリー』
    • 書評:狩谷あゆみ
    • リプライ:山田富秋「臨床的で関係的な知としてのエスノグラフィーーー書評に答えて」
  • 話者:有村敏春 編者:福岡安則・黒坂愛衣『生き抜いて サイパン玉砕戦とハンセン病』
    • 書評:三浦耕吉郎
    • リプライ:黒坂愛衣・福岡安則「聞き取り時のワクワク感との再会」
発行年 2013
頒価 2,000円
巻数 25

[特集] 同和対策事業の光と影下へ 上へ

  • 三浦耕吉郎「特集によせて」
  • 黒坂愛衣「共有されない被差別体験」
  • 二口亮治「部落関係者とは誰か?」
  • 川端浩平「不可視化されるマイノリティ性」
  • 山本崇記「「ポスト」同和行政の展開とその課題」

[Kaffeeklatsch]

  • 山田富秋「歴史感覚と現場感覚の重要性」

[書評×リプライ]

  • 谺雄二・福岡安則・黒坂愛衣著『栗生楽泉園入所者証言集(上)(中)(下)』
    • 書評:吉崎一「意味は、語りと語りのあいだに現われる」
    • リプライ:黒坂愛衣・福岡安則
  • かどや ひでのり・あべ やすし著『識字の社会言語学』
    • 書評:ましこひでのり「だれ/なんのための識字――パターナリズムをこえたユニバーサルデザイン/サポート」
  • 菊地夏野著『ポストコロニアリズムとジェンダー』
    • 書評:野村浩也
    • リプライ:菊地夏野
▼論文
  • 青木千帆子「障害者の就労場面から見える労働観」
  • 鄭栄鎭「帰国運動から考察する在日朝鮮人の「祖国」」
発行年 2012
頒価 2,000円
巻数 24

[特集] コミュニティと語りの経験―ゲイコミュニティの事例から下へ上へ

  • 風間孝「特集によせて」
  • 前川直哉「大正期における男性「同性愛」概念の受容過程――雑誌『変態性慾』の読者投稿から」
  • 三部倫子「<かぞく>に何を求めるのか――血縁家族、選びとる家族、ゲイコミュニティ」
  • 森山至貴「動員される<外部>――語り/実態の二文法を超えて」
  • 菅沼勝彦「特集へのコメント(1) 動くクィアな語り」
  • 飯野由里子「特集へのコメント(2) 「ゲイである」ことの語り、ゲイコミュニティの語りを考察する――語りを共同行為として捉える視点から」

[Kaffeeklatsch]

  • 狩谷あゆみ「人種とジェンダーとセクシュアリティと制度」

[書評×リプライ]

  • 武田尚子・文貞實著『温泉リゾート・スタディーズ――箱根・熱海の癒し空間とサービスワーク』
    • 書評:北川由紀彦
    • リプライ:文貞實「都市下層と女性労働者」
  • ましこ・ひでのり著『知の政治経済学――あたらしい知識社会学のための序説』
    • 書評:郭基煥
    • リプライ:ましこ・ひでのり「責任と展望」
  • 菊地夏野著『ポストコロニアリズムとジェンダー』
    • 書評:野村浩也
    • リプライ:菊地夏野
  • 風間孝・河口和也著『同性愛と異性愛』
    • 書評:今田匡彦「隠喩を生きる」
    • リプライ:河口和也
  • デニス・アルトマン著『ゲイ・アイデンティティ――抑圧と解放』(岡島克樹・河口和也・風間孝訳
    • 書評:黒岩裕市
発行年 2011
頒価 2,000円
巻数 23

亘明志:2008年度日本解放社会学会優秀報告賞について下へ上へ

  • 2008年度日本解放社会学会優秀報告賞受賞論文
    森山至貴「ゲイコミュニティ語りの「系譜」」
▼論文
  • 佐藤貴宣「<進路問題>をめぐる教育経験のリアリティ」

[Kaffeeklatsch]

  • 中島勝住「学校のある風景」

[特集] スティグマと(性的)健康――HIV/エイズに対する社会(科学)的アプローチ

  • 風間孝「特集にあたって」
  • 岡島克樹「2000年代・エイズ史第3期の特徴とは何か」
  • 新ヶ江章友「HIV/エイズ研究におけるスティグマと差別概念」
  • 高原幸子「演劇セラピーとエンパワーメント」

[書評×リプライ]

  • 三浦耕吉郎著『環境と差別のクリティーク』
    • 書評:大庭宣尊
    • リプライ:三浦耕吉郎
発行年 2010
頒価 2,000円
巻数 22

[特集] 「自立支援法」以降の野宿者問題下へ上へ

  • 山口恵子「特集にあたって」
  • 山北輝裕「路上につどう人々」
  • 林真人「労働市場へ差し戻されるホームレス問題」
  • 北川由紀彦「「ホームレス対策」における「支援」と「排除」の交錯」
  • 後藤俊文「困難な<支援>」
  • 中根光敏「特集へのコメント」

[小特集] 「隠す」ことと「語る」ことと――セクシュアル・マイノリティの立場から

  • 加藤慶「LGBT学生支援のアクションリサーチ」
  • 堀江有里「<クローゼットから出る>ことの不/可能性」
  • 土肥いつき「「ありのままのわたしを生きる」ために」
▼論文
  • 今井貴代子「中国帰国生徒の将来展望に関する事例的研究」
  • 黒坂愛衣「子どもが差別されたことがいちばん悲しい」
  • 李恵子「「まわりあい」の文化」
発行年 2010
頒価 2,000円
巻数 21

[特集] 制度とセクシュアリティ下へ上へ

  • 風間孝「「制度とセクシュアリティ」に寄せて」
  • 菊地夏野「ジェンダー/セクシュアリティ研究をひらく」
  • 釜野さおり「2006年度大会のテーマ部会1「制度とセクシュアリティ」における報告論文を読んで」
  • 有田啓子「「家族の多様化」の深度を問う――Lesbian-motherと精子ドナーによる生殖・子育ての経験知から」
  • 堀江有里「性的少数者の身体と国家の承認――「性同一性障害・特例法」をめぐって」
▼論文
  • 矢野亮「被差別部落における同和対策終焉以降の高齢者の生活変化――大阪市内住吉地区における高齢者への聞き取りから」
  • 川端浩平「スティグマからの解放、「自由」による拘束――地方都市※で生活する在日コリアンの若者の事例研究」※ふりがな:ホームタウン
  • 服部あさこ「語りにおける脱スティグマ化の戦略――部落出身女性の自己認識をめぐって」
  • 鈴木真弥「被差別民の「解放」をめぐるインド社会とNGOの分析――ニューデリー市、スラブの活動をてがかりとして」
発行年 2010
頒価 2,000円
巻数 20

[特集] 差別研究とカテゴリー化下へ上へ

  • 三浦耕吉郎「『部落を認知すること』における<根本的受動性>をめぐって」
  • 金明秀「計量研究はいかにして社会的カテゴリーの生成に関与するか」
▼論文
  • 山北輝裕「野宿者をめぐる『依存する自立』のポリティクス」
  • 他書評等
発行年 2008
頒価 2,000円

巻数 19

[特集] 特別措置法後の部落差別の現実にどう切り込むか下へ上へ

  • 要田洋江「差別研究者の新たな位相--創立二〇周年記念シンポジウムを終えて」
  • 大庭宣尊「差別をめぐる知の位相--人権教育(同和教育)の場から」
  • 神原文子「同和行政と部落解放研究の課題--同和地区実態等調査と市民意識調査から見えてきたもの」
発行年 2005
頒価 2,000円
巻数 18

[特集] レズビアン・スタディーズの現在:歴史・運動・表象下へ上へ

  • 河口和也「特集にあたって」
  • 亘明志「レズビアンスタディーズと社会学--差異の抹消と解読」
  • 風間孝「つながっていくことと差異を主張すること」
  • 飯野由里子「日本のレズビアン・フェミニストのストーリーを読み直す
  • 堀江有里「レズビアンの不可視性--日本基督教団を事例として」
▼論文
  • 丸岡稔典・土肥真人「私と他者が共に生きるアイデンティティ--「障害にこだわる」運動との対話から」
  • 青山陽子「ハンセン病とともに生きるということ--ハンセン病療養所在園者の生の軌跡」
  • 東村岳史「『現代のアイヌ』における「現代」の位相--一九六〇年代のルポルタージュ作品に描かれたアイヌ社会と倭人社会--」
発行年 2004
頒価 2,000円

 

巻数 17

[特集] レズビアン/ゲイ・スタディーズ--科学の言説における同性愛嫌悪下へ上へ

  • 狩谷あゆみ「科学の言説における同性愛嫌悪--特集にあたって」
  • 肥留間由紀子「近代日本における女性同性愛の「発見」」
  • 風間孝「生-権力と死--エイズの時代における男性同性愛者の表象をめぐって」
  • 河口和也 「不自然な」同性愛--近年の性的指向研究に見る異性愛主義 」
▼論文
  • 金澤貴之「聾教育における「手話」の構築--Aろう学校の「聴覚手話法」構築過程から」
発行年 2003
頒価 1,500円
巻数 16

◇ミニ特集「植民地主義は終わらない」◇

  • 野村浩也「植民地主義は終わらない」
  • 島袋まりあ「雑種性の政治と混血児」
  • 本山謙二「漂泊することの肯定に向けて──干刈あがたの言説から」
  • ましこ ひでのり「日本人構築のための学術研究──戦後日本のオリエンタリスト点描」
▼論文
  • 東村岳史「戦後におけるアイヌの「熊祭り」──1940年代後半-1960年代後半の新聞記事分析を中心に
  • 高原幸子「タイ女性をとりまく法的言説──桑名事件をめぐる事件性」
  • 北川由紀彦「〈ホームレス問題〉の構成──東京を事例として」
  • 桜井厚「生活と差別のはざまで──「部落産業」の衰退と被差別意識の変化」

[書評×リプライ]

  • 鐘ヶ江晴彦編『外国人労働者の人権と地域社会』

[寄り道]

  • 山本薫子
発行年 2002
頒価 2,000円(残部僅少)
巻数 15

[ミニ特集]「寄せ場/野宿者研究の現在的課題」下へ上へ

  • 中根光敏「寄せ場/野宿者を記述すること」
  • 山口恵子「東京・山谷に見る包摂と排除の構造--野宿者の増加と寄せ場の変容について」
  • 北川由紀彦「野宿者の集団形成と維持の過程--新宿駅周辺部を事例として」
  • 狩谷あゆみ 「カテゴリー化の暴力性--神戸市の野宿者問題をめぐって」
▼論文
  • 東村岳史「文化財」としての「アイヌ古式舞踊」
  • 倉石一郎「ライフヒストリー・ナラティヴの分析戦略に関する試論--知の生産活動<場>へのコントロールの視点から」
  • 本田量久「アメリカ合衆国における人種問題と民主化のダイナミズム--社会変革に関する社会学的考察
  • 橋本みゆき「民族金融機関の設立と変動における在日韓国・朝鮮人の「エスニックな結束」」
発行年 2001
頒価 2,000円
巻数 14

[ミニ特集]「ポストコロニアルとの対話」下へ上へ

  • ましこ・ひでのり「帝国の幻影:同化主義・排除意識・被害妄想」
  • 野村浩也「植民地主義と共犯化--沖縄から考えるポストコロニアリズム」
  • 東村岳史「「状況としての『アイヌ』」の思想と意義--『アヌタリアイヌ』による<アイヌ>表象の問い直し」
  • 塩原良和「ネイションの社会的構築性をめぐる視角--序論的考察」
▼論文
  • 高原幸子「ジェンダーと人権--A.K.センのエンタイトルメント概念をめぐって」
  • 青山陽子「精神病者の家族の役割--「精神病者監護法」における管理システム」
  • 鐘ヶ江晴彦「キャンパス・セクシャルハラスメントの実態--女子学生に対するアンケート調査の分析から
発行年 2000
頒価 2,000円
 
巻数 13

[ミニ特集]ゲイ・スタディーズ 下へ上へ

  • 風間孝「公的領域と私的領域という陥穽--府中青年の家 裁判の分析」
  • 「障がい者文化の社会学的意味」
  • 杉浦郁子「Kさんは「トランス」か--性的アイデンティティの理解可能性」
▼論文
  • 野村浩也「差別としての同化--沖縄人という位置から」
発行年 1999
頒価 1,750円
 
巻数 12

[ミニ特集]障害と文化下へ 上へ

  • 山田富秋「「障害の文化」の論争点」
  • ましこ・ひでのり「障害の文化」の論争点
  • 倉本智明「障害者文化と障害者身体--盲文化を中心に」
  • 金澤貴之「聾文化の社会的構成」
▼論文
  • 山本薫子「外国人労働者をめぐる就労・生活状況の変容--横浜・寿町を事例に」
  • 塩原良和「ナショナリズムと「本質化」--96・97年の歴史教科書見直し論を事例に」
発行年 1998
頒価 2,500円
 
巻数 11

[緊急報告]亘明志「不当判決の批判的検討--広島修道大学不当解雇事件の広島地裁判決をめぐって」 下へ上へ

▼論文
  • 戴英華「ディアスポラ・アイデンティティへの模索--台湾出身ニューカマーの事例から」
  • 原田琢也「「同和地区生徒」のアイデンティティ形成に関するエスノグラフィ」
  • 竹ノ下弘久「日本のキリスト教会と戦争責任」
発行年 1997
頒価 1,750円
 
巻数 10

[解放の言葉]石川准「「障害個性論」の意味を考える」下へ上へ

▼論文
  • 金明秀「差別とエスニシティの潜在的因果構造--在日韓国人青年を事例として」
  • 竹ノ下弘久「エスニック・アイデンティティの葛藤と変容--日立就職差別裁判の朴鐘碩氏の生活史から」
  • 戴英華「キジャという名前が好き--ベイエアリア滞在中の在日韓国人の聞き取りから」
  • 福岡安則「技法としての生活史聞き取り(2)」
  • 好井裕明「「施設に暮らす障害者」という埋め込まれたメッセージ--あるTVドキュメンタリーが強制するカテゴリー化の解読」
  • ましこ・ひでのり「おとのある世界/おとのない世界--少数言語日本語手話をとりまく社会環境」
  • 中根光敏「“第一次暴動”を基軸とした釜ヶ崎をめぐる社会問題の構成--行政対策を中心として」
発行年 1996
頒価 2,500円
 
巻数 9

[解放の言葉] 野口道彦「サンクチュアリ宣言から「不法」移民排斥提案へ」上へ

▼論文
  • 江島修作「住民意識を決定するもの--社会啓発の課題の課題と展望にむけて」
  • 原田琢也「学校文化:その差別の構造--服装・頭髪指導という<葛藤の場(アリーナ)>より」
  • 東村岳史「「観光アイヌ」に見る和人のアイヌ民族差別」
  • 福岡安則「“世界を広げたい”--視覚障害を持つ在日青年の聞き取りから」
  • 要田洋江「日本の障害者福祉制度に内在する問題--障害者の社会参加が可能な社会福祉システムを求めて」
  • ましこ・ひでのり「歴史記述にとっての被差別意識と準拠集団--琉球記述をめぐる日本史教科書と副読本『高等学校 琉球・沖縄史』の比較対照」
  • 福岡安則「技法としての生活史聞き取り(1)」
発行年 1995
頒価 2,500円
 
巻数 8

[解放の言葉] 福岡安則「韓国人・「在日」・日本人──韓国への旅の日誌から」上へ

  • 金杉恭子「「いい女の出会いフォーラム」──広島における女性の政治参加のネットワーク」
  • ましこ・ひでのり「かきことば・お サベツ・の シュダン・に しない ため・に──かきことば・の シャカイガク(3)」
  • 立岩真也「能力主義とどうつきあうか」
  • 要田洋江「福祉社会へ向けてのアメリ市民の取り組み──アメリカ障害者自立生活運動に学ぶ」

[書評×リプライ]

  • 石川准著『アイデンティティ・ゲーム』
    • 桜井厚×石川准
  • 善積京子著『婚外子の社会学』
    • 桜井厚×善積京子
  • 鐘ヶ江晴彦著『「同和」教育への社会的視座』
    • 大庭宣尊×鐘ヶ江晴彦
  • 福岡安則著『在日韓国・朝鮮人』
    • 中根光敏・金明秀×福岡安則
発行年 1994
頒価 2,500円(残部僅少)
 
巻数 7

[解放の言葉] 鐘ヶ江晴彦「アメリカの「人種問題」雑感」上へ

▼共同研究:被差別部落の生活と文化の社会学的研究
  • 江嶋修作・山田富秋「はしがき」
  • Ⅰ.江嶋修作「部落差別の実態をめぐる現在的一局面――〈構造的不安定〉概念を通して」
  • Ⅱ.山田富秋「解放運動に対する「被害者意識」の推論構造――人権意識調査の自由回答項目のテクスト分析」
  • Ⅲ.佐藤裕「部落問題に関する「表現」の構造――人権意識調査の自由回答項目の計量分析」
▼共同研究:滋賀県の被差別部落での聞き取りから
  • Ⅰ.中川ユリ子「ムラの意思決定プロセスにみる屠畜場の二面性――滋賀県の被差別部落北M地区の事例より」
  • Ⅱ.山本哲司「生活史における就労と被差別の構造――「差別の個人化」と「生活ネットワーク」」

▼論文

  • ましこひでのり「差別化装置としてのかきことば──漢字フェティシズム批判序説」
  • 宮本真巳「ヒーリング・システムとしてのセルフ・ヘルプグループ」
▼研究ノート
  • 井口博充「他者化──イデオロギー・表象・主体構築のポリティックス」
▼調査ノート
  • 福岡安則「日本国籍になっても日本人じゃない──日本籍在日韓国・朝鮮人の聞き取りから」
発行年 1993
頒価 2,500円(残部僅少)
 
巻数 6

[解放の言葉]八木正「差別問題の研究のありようを考える」上へ

▼論文
  • John G. Russell「日本のマス・メディアに見る黒人像」
  • ましこひでのり「イデオロギー装置としての「日本」史――目的論的史観としての「日本イデオロギー」」
  • 伊藤周平「障害者の自立と自己決定権――障害者福祉への人権論的接近のひとつの試み」
▼研究ノート
  • 黒須伸之・服部慶亘「小笠原の在来島民(European-Japanese)研究(その1)――そのマイノリティとしての特質と宗教」
  • 福岡安則・伊藤周平「ある障害者の生活世界」
▼調査ノート
  • 井口浩充「教科書におけるイデオロギー――韓国・朝鮮記述を分析するための理論と方法」
  • 田口純一「自己検閲の論理と心情」
  •   
  • 石朋次「人種差別・政治・マーケット――日本企業とアフリカ系アメリカ人」

[書評×リプライ]

  • 福岡安則・辻山ゆき子著『同化と異化のはざまで』
    • 石川准×福岡安則
  • 冨山一郎著『近代日本社会と「沖縄人」』
    • ましこひでのり×冨山一郎
発行年 1992
頒価 2,500円(残部僅少)
 

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